アクセスカウンター
着物買取宝石買取着物買取ブランド買取サーチジュエリーファン
七星天道図鑑アーカイブ
七星天道のホームページです 七星天道図鑑のTOPページへ

七星天道(ななほしてんとう)図鑑


テントウムシの眼写真集(アーカイブのページ)

毎日いっぱい書いてます。写真だけでなく俳句もコメントも残していきたいです。でも新しいものはもっと皆様に見て読んでいただきたいし、保存版を別にしてもらいました。ここはお蔵入り(いいえ、捨てがたいものばかりです)、興味のある項目があれば目次から入って行ってください。

目次(クリックでジャンプします)
五月晴れ(縮小版)
陣馬太鼓(縮小版)
花衣(縮小版)
多摩御陵(縮小版)
御門番(縮小版)
万葉の調べ(縮小版)
燦々と(縮小版)
古里有りき(縮小版)
八坂さん(縮小版)
花家紋(縮小版)
黙する松(縮小版)
キャンパスの鈴蘭(縮小版)
せんない懐古(縮小版)
ゆすら梅の実る頃(縮小版)
巣篭り小鳩(縮小版)
1次元の彼方(縮小版)
あじさい小道(縮小版)
フロックコーラス(縮小版)
ぐみのちぎり絵(縮小版)
仲良き円周(縮小版)
うたた寝(縮小版)
巡る季節(縮小版)
不思議の星からようこそ(縮小版)
平安の美(縮小版)
諏訪大社(縮小版)
御諏訪様(縮小版)
愛しきサピエンス(縮小版)
憩い(縮小版)
ゴーシュの水車小屋(縮小版)
微笑み返し(縮小版)
真心(縮小版)
八月(縮小版)
アルバム(縮小版)
秋立ちぬ(縮小版)
スケッチブック(縮小版)
太鼓橋(縮小版)
覗く秋(25.8.27追加)
愛嬌(25.8.28追加)
朝のヒマワリ(25.9.2追加)
祷りの舞(25.9.4追加)
渓谷の宿(25.9.11追加)
哀愁の花(25.9.18追加)
竹の緑(25.9.18追加)
夕焼けの里(25.9.22追加)
夜汽車の花嫁(25.9.27追加)
再会(25.9.29追加)
大空と仲間達(25.10.1追加)
リコーリス(25.10.1追加)
石段の寺(25.10.5追加)
里山に神やどる(25.10.5追加)
束の間(25.10.5追加)
香るマイモウサ(25.10.17追加)
森の大滝(25.10.17追加)
椿の明日(25.10.17追加)
伝説の里(25.10.29追加)
もみじ(25.10.29追加)
年輪(25.10.29追加)
発車オーラい(25.10.29追加)
平和の鐘(25.11.8追加)
柿色(25.11.13追加)
純情(25.11.13追加)
ピラカンサ(25.11.13追加)
昔;昔;ある所に;;;;(25.11.13追加)
生きとし生きて色染める(25.11.26追加)
透かし・もみじ(25.11.26追加)
欅のトンネル通りゃんせ(25.12.3追加)
燃える山茶花(25.12.13追加)
命蓄えて・蕾(25.12.17追加)
浅川の風景(25.12.17追加)<
108の煩悩(25.12.31追加)
穏やかな公園にて(25.12.31追加)
扉をあけて(26.1.3追加)
大いなる初空(26.1.3追加)
輝く新年(26.1.5追加)

以下はアーカイブスです。画像をクリックすると全画面(PDF版)で見ることが出来ます


愛嬌

題「愛嬌」


百日紅の花です。夏の暑い日にも私たちを優しい色で、癒してくれます。中国の温かい所からやって来たそうです。触れると、ふんわりと柔らかく、ポンポンのようです。並木写そうか、房を大きく写そうか迷いました。紫陽花のように小花が沢山集まって真ん丸に、愛嬌を振りまいています。関東では、夾竹桃を見かけません。関西の夏の代表の花です。百日紅のふんわりした感じと、色と愛嬌をふるってくれる性格が表れる様にと、願いつつ並木を写しました。平成25年8月17日撮影。オリンパスSH-25MRです。

愉快成り 猫露払い 前の道目次にかえる


覗く秋

題「覗く秋」


庭には秋茄子が、ナスコン色に光っています。栗もイガを大きくして実りを待っています。梨もブドウも、美味しく頂きました。大好きな柿もそろそろ出番です。食いしん坊のお話はこれくらいにします。久しぶりに雨が降った夜が明けて、突然です。朝の散歩道は、虫の鳴き声に迎えられました。草も穂を付け、そして、こんなに可愛いコスモスを見つけたのです。なんて言いようのない自然の贈り物なのでしょう。開いた花に、すっくと立つ蕾が写真を始めた又私の、アルバムを飾ります。平成25年8月24日。オリンパスSH-25MRです。

寺の鐘 6時告げたり 秋の色目次にかえる


クリックで太鼓橋を開けます

題「太鼓橋」


八王子の片倉城跡の住吉神社です。空襲で焼けてから、新しい住吉神社だそうです。家の近くにも住吉さんが有ります。大阪で住吉大社の近くで育った私には、懐かしい住吉さんですが、みんな赤ちゃんのように、小さな住吉さんです。大阪の、太鼓橋が入らないくらいに小さいのです。片倉の住吉さんの鳥居を、内の側から写てみました。(撮影25.7.12)

コノハズク 遠慮深げに なぜに啼く目次にかえる


クリックでスケッチブックを開けます

題「スケッチブック」


秋の茄子です。ナスコン色に光っています。パレットに溶かれた絵の具、パステル。鉛筆、様々な用具で、描きたい秋茄子です。色々ま物を描きました。でも今は、代わる物を与えられています。パレットに溶いたナスコン色を思い浮かべながら、又スケッチブックに描くようにカメラになぞるように写てみました。(撮影25.8.24)

鹿の子百合 すねて直角 あっち向き目次にかえる


クリックで秋立ちぬを開けます

題「秋立ちぬ」


飛行機雲です。写真を始めて写したかったのは夏の雲でした。ここにこうして雲がこうして浮かんでいたらいいのに、そんな事を思いながらの、猛暑の夏も過ぎてしまいました。虫の声を聞くようになってからの晴れた日です。思いが叶いました。飛行機雲でしたが秋の雲が沢山撮れるそんな気にさせてくれる、爽やかにいい構図に撮れました。(撮影25.8.17)

見上げれば ふわりなぞって 羊雲目次にかえる


クリックでアルバムを開けます

題「アルバム」


昼顔の花です。朝に開いて昼まで咲いています。朝顔の、キッパリとした咲姿と違って、柔らかくして、触れると壊れてしまいそうです。朝露を乗せて小刻みに揺れています。早足で歩いて行く人には、こんなに愛らしい朝の風に揺れて、見て見てと言っていそうな昼顔を見逃してしまいます。カメラを始めたせいでしょうか、路傍を飾る花たちを、今日は昼顔を見つけて、1ページの日記写真が出来ました。(撮影25.7.19)

てんと虫 茄子に食いつき 穴残す目次にかえる


クリックで八月を開けます

題「八月」


悲しい八月です。蝉は生まれてすぐに死んで行きます。なぜ時雨のように啼くのでしょう。八王子に八月二日に、大空襲が有りました。2時間に渡る空襲で、80パーセントが焦土となりました。このお寺には、長い年月に、風化されそうな赤いランドセルを背負ったお地蔵さんが、お堂に眠っています。八王子の花火大会を口火に祭りが始まります。八王子祭りの中日が、命日です。(広島の、たったの4日前です。)諏訪祭りで夏が終わりを告げます。焼ける、燃える夏の悲しみの相即寺です。蝉のように亡くなった子供達を抱きしめて写しました。(撮影25.8.2)

蝉啼かず カラスもとばず 時止まる目次にかえる


クリックで真心を開けます

題「真心」


ゴーヤーがあちらこちらにめだちます。瓢箪や糸瓜を育てたものです。火照る肌に、糸瓜は爽やかな化粧水になります。他にも色々使います。瓢箪が、手間をかけ、時間をかけられて、こんなに大切にされ生まれ変わりました。頂物です。落語に(お神酒どっくり)が有ります。落ちにはいくつか有ります。キテンの効くおかみさんです。かかあ大明神!の落ちがいいですね。そんな仲良し夫婦にも見えて写しました。(撮影25.8.12)

絵手紙の 瓢箪ぶらり 突いてみた目次にかえる


クリックで真心を開けます

題「微笑み返し」


夏の暑い間は、ヘルパーさんの散歩はお休みです。車いすを、押してくれるのは勿論;;;ですよ。足元で蝉が、チキチキもがいています。生まれたのでしょうか。空蝉は、見当たらない様です。朝の涼風を、胸一杯に吸いこみます。光を受けた、ひまわりが目覚めたばかりのような顔をして、私と出会いました。私が微笑んでいたのでしょうか、ひまわりが、微笑みを、返してくれました。朝の微笑むひまわりです。(撮影25.7.19)

ひまわりや なに見守って 川むこう目次にかえる


クリックでゴーシュの水車小屋を開けます

題「ゴーシュの水車小屋」


八王子には多くの城跡が有ります。横浜線の近くに位置する片倉城跡に、水車小屋が有ると聞き写真に撮りたくて行きました。平城で、史跡になっています。芝生が敷き詰められ、四季折々に花が有名だそうです。天正12年ごろには、長井氏がいたそうですが、確かな事は分からない事が多いそうです。水車を川の水が勢いよく、暑い日を夢の世界に引きこみました。宮沢賢治の、セロ弾きのゴーシュが住んでいる水車小屋のようです。水車小屋の中が、見えるようです。カッコウ、猫、狸の子、鼠の親子、ゴーシュが奏でるセロの音が、聞こえてきそうです。思いがけなく、夢一杯の写真が、蝉しぐれと共に写せました。(撮影25.7.12)

曙に 御姿浮かぶ あおばずく目次にかえる


クリックで憩いを開けます

題「憩い」


早い梅雨明けでした。冷たく冷やしたスイカや、冷麦、アイスクリームが美味しい頃になりました。梅雨明けを知らせる雷が鳴らないままに暑い日差しです。昨日は突然の雷でした。海へ、山へ心がウキウキしてきます。向日葵も、カンナも、朝顔も、数え切れないほどの花たちで鮮やかになります。ナイターもラジオでながれ、祭りも、花火も、夏を彩ります。遠くに楽しげな音を聞きながら、熱いお茶を頂いてみるのもいいのではないでしょうか。確か、色の静岡、香りの宇治、味の狭山と聞いた事が有ります。狭山茶は、2番茶しか収穫しないので、味の狭山は、確かな事でしょう。トロリとして、向かい合う二人を無口にします。甲子園も始まります。若者のたぎる声を浮かべながら、幸せなひと時を写しました。(撮影25.7.9)

引き潮や オリーブの花 散りし頃目次にかえる


クリックで愛しきサピエンスを開けます

題「愛しきサピエンス」


小学生が、修学旅行に行く季節のようです。このあたり東京では、日光東照宮がお決まりのようです。遠い日の関西、私はお伊勢さんでした。土産は、夫婦岩のミニュチュワでした。やはり、日光では、3猿を買ってくるようです。猿は馬の病気を治すと言われて、東照宮の厩に有ります。3猿の居る場所が場所ですから、日本の物とばかり思っていましたが世界中に有るようです。見ざる;聞かざる;言わざる。自分に都合の悪い事、自分の心を惑わす事は、見ない;聞かない言わない;他人の欠点は、見ない;聞かない;言わない。と 言われているようです。我が家にも、有るのです、見ざる;聞かざる;言わざるが。いつ誰が伝え始めたのでしょう。人の心は同じなのです。長い間自分を見つめられていたのです。優しく磨いて自分の心を写すように写しました。(撮影25.7.8)
セピア色 修学旅行の はじけ顔目次にかえる

クリックで御諏訪様を開けます

題「御諏訪様」


私の家から、陣馬街道沿いの近くに諏訪神社が有ります。8月26日と27日には盛大に夏祭りが開かれます。平安時代から、伊勢神宮、出雲大社、伏見稲荷大社と並び、諏訪湖の東西南北に有るそうです。日本最古の1つだそうです。1万も有ると言われた内の1つが、陣馬街道沿いのこの八王子の大鳥居の、お諏訪さんなのです。夏祭りには(饅頭祭り)と言われ、厄払いの酒饅頭を売る屋台が沢山並びます。我先にと、何処も行列が出来て、ほかほかの酒饅頭を私も沢山買いました。50もの色々の屋台が並びます。盆踊りも、境内で開催されます。静かなお諏訪さんの大鳥居と、本堂への真っ直ぐの参道を写しました。(撮影25.7.6)
輝かし グラジオラスの 雨上がり目次にかえる

クリックで諏訪大社を開けます

題「諏訪大社」


諏訪神社の本堂です。家の近所に有ります。初詣にも行きました。夏祭りも行きました。長い参道に列を作ってお賽銭を握りしめて、並んだものです。着物も着ました。色々お願いもしました、欲張り過ぎたのでしょうか。優しく迎えてくれます。囲む森には大きなカメラを持って鳥を写しに来ています。池も有ります。鴨の親子もいます。保育園も、広場も有ります。稲荷神社も、もう書き切れません。人々が多く集まる時には、行けなくなった御本堂ですが、静かに優しく、迎えてくれます。だから、時々行くのです。梅雨明け宣言の、前でした、しっとり落ち着いた御本堂を、写しました。房と、鈴の美しさが、思うように写せました。(撮影25.7.6)
おとり鮎 いざ出陣の 武者震い目次にかえる

クリックで平安の美を開けます

題「平安の美」


さて皆様、源氏物語を読まれた事は有りますか。と言う私も読んでいません、うっすらと知っている程度です。11世紀平安中期に、紫式部によって書かれた、天皇宮殿内の長い恋愛小説、美少年 光る源氏が主人公というくらいでしょうか。源氏の家紋が、日本最古の家紋です。4千人もいたといわれる源氏です。主に五つの家紋で、この扇に月丸は、さたけ源氏です。牛若丸、壇ノ浦の合戦で勝利した義経は、笹りんどうです、合戦では源氏が白、平家が赤で、戦ったそうです。平家の家紋は蝶です。光る源氏も、義経も、家紋が一般的になる前の、象徴、きらびやかな中の重さを(美)として写しました。(撮影25.7.3)
祇園さん 浴衣が跳ねる ゲタの音目次にかえる

クリックで不思議の星からようこそを開けます

題「不思議の星からようこそ」


ヘルパーさんの来る日です。カメラ持参の散歩です。朝の風は気持ちよく、犬を連れた人たちも散歩の時間です。教えられ花を写し、尾っぽをふる犬は、動くので写すのが大変です、飼い主さんと大笑い。足を延ばして田んぼまで行きました。そこで出会ったのが、沢山のアメンボーです。カメラを持参するきっかけはアメンボーがいたよ。と教えられたからでした。この何ともいえない姿は写しておきたいのです。家の水桶にもいつの間にか、ふわりと浮かんでいます。いつ何処から来るのかいついなくなってしまうのか、本当に不思議です。スーと動きました、きっとそちらが頭なのでしょう。難しかった写真です。写したかったアメンボーです。カメラを持つ手が、ぶれるので、同じ位置で目をこらし時間をかけて写しました。(撮影25.7.5)
耳すまそ 風にゆうゆう やんま飛ぶ目次にかえる


クリックで巡る季節を開けます

題「巡る季節」


写真を始めてからでしょうか。花の便りや、楽しそうなイベントが、きになるようになりました。此の間は、アメンボウが沢山いるよと、教えられてから外へ出る時にはカメラを持って行くことにしています。蕾を付けた白百合を、見つけたのです。フランスの国王の紋章だそうです。花言葉は(ムク;純潔)に象徴されますが、反対の意味もあるそうです。少し古いでしょうか(立てば芍薬;座ればボタン;歩く姿は百合の花)日本女性の美しさを言った言葉ですが、ゆったりと、歩く百合の姿は、遠い昔の話となったようです。百合にも、さまざま有る様です、鬼百合、カサブランカ、これから良い香りをさせてくれる事でしょう。咲き始めの、白百合を、蕾が可愛くて写したくなりました、花が開いて雄蕊や、雌蕊の力強さに蕾の明日を夢見て写しました。(撮影25.6.28)
この当たり ほうずき探す もつれ草目次にかえる

クリックでうたた寝を開けます

題「うたた寝」


誰もが夢見るのではないでしょうか。若い頃に買った物です。世界で1;2という長寿国ですが微風に吹かれ、木陰でユラリユラリ;揺り椅子でうたた寝憧れてしまいます。希望をこめて、写す事にしました。陶器ですから、どんな風に写るのか、全く初めてで、分からない事ばかりでしたが、写真は始めたばかりです、それに、手で形を見て、頭に描いて、カメラにどう写るかをバックや、何処に置くかを考えました。自然の中ではないのでそこが1番難しい所でした。(うたた寝)写真にして大発見でした。カメラ;オリンパスSH−25MRです。
夾竹桃 木陰作って なお優し目次にかえる

クリックで仲良き円周を開けます

題「仲良き円周」


青梅がかぐわしい頃です。菊のさしめも終わりました。庭の菜園も実り始めました。雨上がりの朝、散歩に出かける事にしました。色、形、様々な紫陽花が、しなやかに、ゆったりと、弾力良く、雨粒を乗せてしっとりと光に輝いていました。露草も、蕾を付けた白百合も、枇杷の実も、足は遠くへと進んで行きました。水のにおいがしてきました、田植えを終えたばかりの水田の香りでした。大雨が降ったばかりです、川は、ゴウゴウとあれて逃げて来たのでしょう、あぜ道に、鴨でしょうか、2匹が、夫婦でしょう、距離は、近寄り過ぎず、離れすぎずに、いるのです。微笑ましい気持ちになりました、円周を保っているのです、そう感じました。カメラにも、調度良い位置に入ってくれました。見習いたい距離です。鴨に誘われて、爽やかな朝の始まりの写真です。(撮影25.6.17)
清流の 音を共とし 青グルミ目次にかえる

クリックでぐみのちぎり絵を開けます

題「ぐみのちぎり絵」


あちらこちらに白い花が目立つ頃です。そんな花が散ったかと思うと、実りの季節が来ます。野菜にも香りが有ります、果物には勿論の事です。私の家の庭には30年になるでしょうか、毎年たわわに実るぐみの木が有ります。サクランボウを、長くしたような、でも、形は少しおどけたような種類も数々あるそうです、甘くてシブイのが特徴です、子供も、若者も、大人も食べなくなりましたが、ジャムにしたら美味しいのです。鳥は集まり大騒ぎです。そういえば、いつか山で食べたぐみより家のぐみは、大きくて渋みが強い様です。枝に付けたぐみの実は、絵になる可愛さです。絵にも描いた事もありましたが、今は写真に写す為の構想を練る様になりました。何ともいえないぐみの性格が現れた写真に仕上がりました。
際立って グミのみ赤く 小鳥呼ぶ目次にかえる

クリックでフロックコーラスを開けます

題「フロックコーラス」


梅雨も本番です。雨に洗われて、庭の菜園の実りかけた野菜をミルミル太らせていくようです。毎年現れる、アマガエルが、可愛い緑色でやってきたのです。日本中にいる、何処にでもいる、田んぼでゲロゲロと、それは賑やかに歌います。庭にはトウモロコシも実って、アマガエルがきっと甘い粒の蜜をすっているようです。食いしん坊で、指を出すとくわえてきます、子供の頃には、誰でも一度は、手で握って遊んだ事が有るでしょう。アマガエルだけは、人気者です。歌も上手です。大急ぎでカメラを持ち出して写していました。(撮影25.6.11)
露草や 朝の光に そそと咲く目次にかえる

クリックであじさい小道を開けます

題「あじさい小道」


梅雨もさなかです、重い雲が垂れさがっています。
角々の家を飾って、今さかりと、あじさいが、それはいろ、形、大きさ、さまざまに咲き誇っています。毎年楽しみにしている、あじさいの咲く場所が有るのです。郵便局にいく近道の、細い道に大きく咲くのです。雨を受けても、しなやかに、弾力良くけして折れる事は有りません。細い道を、益々細くして、あじさいを、よけて通るのです。今年も咲いてくれました。今か、今かと待っていたのです。大雨の降った後の朝です。今年は写真を始めています、小道に咲くあじさいを写真にとって残す事が出来るのです。カメラ一杯に大きく写しました。来年又会える事を願って。(撮影25.6.26)
山あじさい 声聞きもらす 可憐さよ目次にかえる

クリックで1次元の彼方を開けます

題「1次元の彼方」


特に気に止めずに通っている自宅近くの浅川の橋です。なぜ川の近くに、人も動物も草花も集まるのでしょう。水鳥にエサをあげたり、らんかんから身を乗り出して川を覗いたり、スケッチしたり。この橋は、短くて少し丸みを帯びています。犬を連れている人も、子供も、挨拶をして通るのです。橋が丸いからでしょうか。こんな事は無いのです。橋の真ん中で横に向いていたのです。橋の下を流れる川の音は、ごぼごぼ(私はとても耳がいいのです)川を吹く風は髪を巻きこんで、今まで知らなかった世界を感じたのです。それぞれ各々が、自分の世界を身体に感じ、見て聞いているんだと気ずかされました。座りこんでいました、水の音と風の音を頼りに、無窮の彼方にカメラを向けていました、目前のランカンが次元を隔てさせた、しゃしんに仕上がりました。(撮影25.5.16)目次にかえる

クリックで巣篭り小鳩を開けます

題「巣篭り小鳩」


何処の家からも、ボン;ボンと時計の音が聞こえてきていたのはそんなに遠い昔の事では無かった気がします。柱時計のネジを父親が巻いて、振り子をチョイと、動かすのです。我が家にも、鳩時計がポ;ポと愛らしく啼いていたのに、いつの頃からか泣かなくなって、化石のようになってしまっていたのか忘れてしまいました。化石になった小鳩は私です。音声パソコンに出会う前の私です。音を聞いて、文章が書けて、メールが出来て、息を吹き返した私です。小鳩は(おいてきぼりにしないで)と、言っているようです、廊下から居間に掛け替えて、眠りを覚まさないように、そっと綺麗に掃除して、(そっとおやすみ)と、小鳩の家は縦長です、間隔に気を付けて、なぜか私は そっと微笑んで写していました。(撮影25.5.16)目次にかえる

クリックでゆすら梅の実る頃を開けます

題「ゆすら梅の実る頃」


ゆすら梅;実って偲ぶ;古里や;そんな俳句を作った事を思い出します。綺麗な風が吹くころに、甘酸っぱい、ルビーのような、ゆすらうめが実るのです。細い雨によく似合います、今年は、プックリと大きな実を枝に ギッシリと付けました。ジャムにすると美味しいのですよ。汗をかきつつ、ビンに何本も作ったのは、いつの頃でしょう。綺麗に着飾った枝一杯のゆすらうめが、枝からこぼれ落ちてしまわないうちに、今がその時ッシャッターチャンスです。木の下にもぐったり、カクトウしながら写しました。写した後は、勿論、お砂糖を入れて ジュウスに したり、やはり そのまま食べるのが一番です。ポロポロ落ちると私の口に入れながら、楽しい、腰が痛い写真界でした。小鳥を横目に。(撮影25.6.4)目次にかえる

クリックでせんない懐古を開けます

題「せんない懐古」


誰でも立ち止まり、振り返るのでしょうか。長い間、ホッテおいた、御所車紋様の、振袖を持ち出して、風に当てました。源氏物語は、読んでいません。成人に仕立ててもらった西陣の、御所車紋様です。牛若丸;壇ノ浦の合戦で勝利した義経;兄の頼朝が、頭をよぎるくらいです。源氏に、紋様に、興味がわきました。私のは、扇に月丸;さたけ源氏でした。一般に知られている、ささりんどうは、せいわ源氏でした。他 引きよう;笛;菱;ききょう;が有りました。勉強の様な事をしたあと、着物を見入り、少し、後悔の気持ちがわき、身体中に、あつい物が流れ、着物を撫でるばかりでした。何人の手と、愛情が込められているのか、変わらない落ち着いた輝きに、隙間の無い縦横の、糸の織り成す、紋様に、いいえ、成人に、御所車を着せてくれたすべての愛に感謝して、出来る事は、写真に写す事です。色、形、大きさ、傾き、全部入れ込みたく、夢中で写していました。たたんでいる時は、有難うと誰に言ったのでしょう。(皇族が、臣下の籍に下りる、親戚効果。日本最古の家紋が、源氏である。)カメラ;orinnpasush-25mr。(撮影25.5.16)目次にかえる

クリックでキャンパスの鈴蘭を開けます

題「キャンパスの鈴蘭」


きっと誰もが可愛いと思う花でしょう、庭から仄かに甘い香りがすると、ミルミル花壇一杯になるのです。香りは人、虫達を呼びます、フランスでは花嫁に捧げ、国花としている国も有るそうです。(谷間の姫百合)(君影草)とも呼ばれ、愛されています。可憐で、愛らしい鈴蘭が、誰が猛毒を持っていると思うでしょう。春の光の中で、鈴を鳴らしてやってきた天使の使いです。短い命です。平成25年5月3日、朝の光の中、写真に写す事にしました、庭でそのまま写そうか、どんな花瓶に生けようか、迷いました、さりげなく、無造作に写すのが1番似有っていると気が付き、花生けを工夫しました。パステルで描いたように無邪気な、鈴蘭を写しました。 カメラは orinnpasush-25mrです。(撮影25.5.3)目次にかえる

クリックで黙する松を開けます

題「黙する松」


多摩御陵の、松である。松の名前は知らない。門を、清める様に緑より、濃い緑、形良く、ひん良く枝を、伸ばしていた。太陽は、眩しかった、デジカメ;orinnpasush-25mrを、持ち出していた。手入れはされているだろうが、美しかった。計算されていたのだろうか。門が、決めたスポットに、自然に邪魔にならない程度に入ってくれた。何処から写そうか、迷わなかった、松が、教えてくれた、黙って、スポット、教えてくれた。カメラに どの程度松を配置すればいいか、考えましたが、門とのバランスが、黙する松の、配分を決定させた。(撮影25.5.8)目次にかえる

クリックで花家紋を開けます

題「花家紋」


御存じですか、御自分の誕生日の花を好きな花は有りますか。興味深い情報を得ました、関西で育った私です、(花家紋)と言う言葉です、現実には信楽焼きのペアーカップに、花暦366種の花の内から選び自分一人だけの、オリジナルカップ、花家紋入りです。勿論、袱紗も小紋柄で花家紋入りです、ストラップにもです。東京のハイキングコースでもある、青梅市の御岳山今だ有名な、高尾さんと並び素晴らしい眺望で、九百メートル余りので、ケーブルカーで登ると御岳神社が有ります、春まだ浅い頃、黄色く揺れる山吹を見つけて嬉しくなって(大好きな花です)さっそく1輪大きく写しました。誕生花では有りませんが、信楽焼きの花家紋カップに、してもらおうと決めました。ペアーですから、後一つは菊の日誕生花、白菊です。御皇室の方々には、御印が有ります、小物それぞれに御印を付けられるそうです。美智子皇后さまは(白樺)皇太子妃雅子様は(浜茄子)愛子様は(白ヤシオツツジ)秋篠宮妃紀子様は(ビョウギあやめ)正に花家紋です。(撮影25.4.10)目次にかえる


クリックで八坂さんを開けます

題「八坂さん」


関西育ちの私にとって、祇園八坂さんは懐かしく身近な所です。お正月の、賑やかさ、お神酒を頂いて、新年を迎えます。794年に、桓武天皇により、平安京が定められたが、湿地帯で、人口も密集し、疫病が流行した、八坂神社の、祭礼として、祇園祭が始まったと言われる。千年以上もつずく祇園さんは、7月1日から1月間に渡り、色々の行事が行われ、暑い京都を 益々燃え上がらせます。私の町に、小さな八坂さんが有ります。お正月には、賑わいますが、小鳥がささやき、人は、通り過ぎて行きます、子供の遊び場所にもなっていません、黙って静かに微笑んでいるようです。夏祭りには、子供神輿が、町内を練り歩きます、その時が八坂さんの一番嬉しい時なのです。少なくなった子供たちを、優しく見守っているようです。静かに;静かに 小さな八坂さんをそのまま写しました。(撮影25.5.14)目次にかえる

クリックで古里有りきを開きます

題「古里有りき」


東京羽村市の資料館に何気なく入った。重いドアーをおして外絵出るとそこは、誰もが聞いた事が有るだろう、大長編小説(大菩薩峠)の作家、中里介山の世界だった。明治18年に多摩川上水近くで生まれている。虚無に取りつかれた剣士。51巻で未完である。甥にロシアの小説家がいたという。虚無に取りつかれた剣士は、作者自身では無かったのではなかろうか。いまだに長い峠道を歩いている気がした。古里に舞い戻り、雷がんの、大菩薩嶺の展示をどんな思い出見ているのだろう。暑い日だった、時々吹く風に時空を超えて会いたいと思った。賢治。啄木。明治に生まれている、明治という時代を写したくて写しました。(撮影25.6)
川風に 誘われゆけば 花ザクロ目次にかえる


クリックで燦々とを開きます

題「燦々と」


久しぶりの公園です。春の花々が去って12色のクレパスの賑やかさは、亡くなっていました。初夏の公園でした。新芽の薄緑、若葉の緑、葉は、柔らかく微粒の光が、空から降り注ぐ季節の変わり目です。肌に暖かい5月の光が、包み込みます。風邪の通り道があちらこちらに出来ていました。道は勿論、木のまわり、木の葉の間、到る所に、舞つずけ、緑の香りをはこびます。後一か月もすれば又、すっかりこの景色も移り代わってしまいます。2度と出会えない風景です、何処も残しておきたい写真です。何度も同じ場所に立ち止まっていました、これで決まりです、場所は決まったものの、木のカメラの配置に悩みこみました、結局同じ場所で写ました。手前の何の木の花か、写したかったしゃしんです。(撮影25.5.5)
青空を キャンパスにして グライダー目次にかえる


クリックで万葉の調べを開きます

題「万葉の調べ」


整理タンスの中でヒッソリと、時間を忘れたかのような人形を取り出してみました、私の元に来て40年に成るのです、たったの40年です。奈良、飛鳥を歩いたころを懐かしく人形に誘われました。かじったとも言えない万葉集ですが7世紀8世紀の頃は、思いもつきません。貴族から防人までが歌を読んでいたのは確かな事でしょう、何と優雅であったことでしょう。代わってしまった空や、せかせかしさを離れて、久方の;;;枕詞の1つ浮かべて万葉の調べに 酔って吸い込まれるように写しました。(撮影25.5.4)目次にかえる

クリックで御門番を開きます

題「御門番」


五月晴れの、武蔵野御陵は広く開門されて左手方向には、御陵内の地図が立派に備えられ、右手方向には参拝する人たちが、御清めをされていました、私も御清めを終えると、木漏れ日を受けた何かがいるのに気が付きました。左手方向にきりりと立つ、警察官、私が見つけた鳥は、天皇様達の魂をお守りしているかのようでした。玉砂利をゆっくり踏みしめて参拝する人たちに、ただ黙って(気を付けていらっしゃい、有難う。)と見つめている様です。写真に写してはいけないような気持ちに成りましたが、光を当ててもいけない様子、1度だけ挑戦させてもらってみようと決めました。緊張しました、飛び立ってはいけないし時間がかかったようで、実際は瞬間だったと思いますが、さすがです、御陵の、御門番です、微動だ一つしませんでした。(撮影25.5.8)目次にかえる

クリックで多摩御陵を開きます

題「多摩御陵」


大正天皇墓地として、東日本に初めて作られた、1964年には、御陵線、駅が、廃止された、今は御陵に見守られるように、綾南公園となって、春には桜、秋には御陵通りの銀杏が見事輝く、銀杏祭りが開催される。今現在も、多摩御陵と呼ばれ親しまれているが、昭和2年に武蔵野御陵と改められている、参道は、北山杉が植えられて、小鳥のささやき、緑の木々が風にそよぎ、玉砂利を静かに踏みしめて行くと、昭和天皇の墓地と皇后さまの墓地が、仲よく並んでおられた。綾南公園にはいつも四季折々の花で彩られ、楽器を吹く人草野球のコーナー、子供連れで芝生でお弁当、私も度々行きますが、公園内から、武蔵野御陵を眺めていると、静寂の御陵に見守られている様で穏やかになります、深呼吸する息で写しました。(撮影25.5.8)目次にかえる

クリックで花衣を開きます

題「花衣」


中国渡来の梅の花を貴族達が愛でたのが、花見の始まりと言われています。秀吉の花見も、有名です。鷹狩を楽しむ、徳川吉宗が農民の、憩いの場所にと桜の木を植えたのが、花見が一般に広がったと、言われています、小袖を新調し着飾って、花見を楽しみます、いまだに桜を待つのは変わっていません、俳句の季語に(花衣)が有ります。春まだ浅い日に桜を待つ気持ちで、花衣を写すことにしました。さらりと着物はさりげなく、西陣の黒帯をかけて、金糸で刺繍した蝶が、光すぎないように、生きて飛んでいるかの様に、カメラの角度を注意しました。(撮影25.3.20)目次にかえる

クリックで陣馬太鼓を開きます

題「陣馬太鼓」


東京の西に位置する八王子市は、絹の町として栄えて来ました。陣馬山、高尾さん、 象徴されますが、広大な面積は緑と自然豊かな学園都市です。陣馬太鼓は結成20年を迎えます、夏祭りには、都内から多数の太鼓も参加して、有数の祭りです。小学生も熱心に取り組んでいます。28日晴天の中、陣馬街道祭りが開催され、その力強さと、練習の成果、一つになった音と心、バチのさばきと声の逞しさ、バチが、人が、音が動く。地鳴りがする。そんなもの全部写真に入れ込みたいと思った。(撮影25.4.28)目次にかえる

クリックで五月晴れを開きます

題「五月晴れ」


晴天の中開催された、八王子陣馬街道祭り、江戸時代からの絹の町として栄え現役の芸者さんもおられ、3;11にはボランチアーとしても活躍されたと聞いています。祭りにも三味線の音が聞こえ、美味しい物が並ぶ店エトセトラ、最後の締めくくりは八王子音頭から始まって、陣馬太鼓の響きの中、手足、身体が1点にとどまることなくしなやかに動くのでカメラに 収めるのが難しかったところです。着物が、色模様が様々で、選んでいるうちに、次々にカメラの前を行き過ぎるのです。(撮影25.4.28)目次にかえる


copyrights (c)2013 nanahositentou&singireaji

251024